ナンシー関さんを偲ぶ「あさ虫温泉フェス」 いとうせいこうさん企画で50人が墓前法要 青森県青森市
作家のいとうせいこうさんが企画した「あさ虫温泉フェス」が初めて開かれ、青森市出身の消しゴム版画家・ナンシー関さんを偲びました。
「あさ虫温泉フェス」はおとといから2日間、青森市浅虫地区で開かれトークイベントなどが行われました。
初開催のフェスは浅虫が2002年6月12日に39歳で亡くなった青森市出身の消しゴム版画家・ナンシー関さんが眠る地という縁で、ナンシーさんの名付け親でもある作家のいとうせいこうさんが企画しました。
最終日のきのうはナンシーさんの墓の前で法要が執り行われ、いとうさんたちおよそ50人の参列者がナンシーさんを偲びました。
★あさ虫温泉フェス実行委員会 いとうせいこう名誉実行委員長
「照れながらも風を吹かせてくれる辺りが、なかなかナンシー、サービス精神があるなと思いうれしくなりました。きょうのことをいろいろと折に触れて思い出していただければ そういう空かなという風に思いました。ありがとうございました」
実行委員会では今後も「あさ虫温泉フェス」を開催したいとしています。