10年使われず電気も通っていない元宿泊施設がなぜ全焼した?警察は「不審火の可能性も視野」に捜査進める 青森県青森市
きょう未明、青森市浪岡で使われていない元宿泊施設が全焼しました。
建物には電気が通っていないことが新たにわかり、警察が不審火の可能性も視野に捜査しています。
きょう午前1時半すぎ、青森市浪岡徳才子で「遠くにオレンジ色の炎が見える」と消防に通報がありました。
火は木造モルタル総2階建ての建物1棟およそ140平方メートルを全焼し、およそ3時間後に消し止められました。
けが人はいませんでした。
警察によりますと、建物は元宿泊施設で少なくとも10年以上、使われていないということです。
また2階にある3部屋のうち、真ん中の部屋が激しく燃えていたことや建物に電気が通っていないことが新たに分かりました。
警察と消防が不審火の可能性も視野に火が出た原因を調べています。