「メールやりとりで10億円もらえる」副業広告から電子マネーを要求された50歳代女性が26万円分だまし取られる被害

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青森 2025.05.07 15:37

弘前警察署によりますと去年9月頃、青森県内に居住する50歳代の女性はスマートフォンで副業を検索し表示された

・メールをやり取りするだけで10億円貰える。

という広告を介して、「キャリアアップ」というサイトに会員登録し、LINEアカウント「キャリアアップ」を友だち登録し、副業を開始しました。
その年の10月下旬頃、サイトからLINEメッセージで

・国も認める副業助成金で7億円貰えます。

と言われ、別のLINEアカウントを紹介され、LINEメッセージで

・助成金を受け取るためには2000円分のアップルギフトカードを購入し、送付するパスワードとともに利用権コードをサイトの入力フォームに入力する必要がある。

と言われたことから、県内のコンビニエンスストアで2,000円分のアップルギフトカードを購入し、更に別のLINEアカウントからメッセージで送られてきたパスワードとともに利用権コードをサイトに入力しました。
すると電子マネーの購入を指示されたLINEアカウントからLINEメッセージで

・パスワードに入力ミスがあるので、再度アップルギフトカードを購入し、利用権コードを入力するように。

などと言われたことから、12月下旬頃からことし4月上旬頃にかけて5回にわたり、コンビニエンスストアでアップルギフトカードを購入し、合計26万円分の利用権コードをサイトに入力しました。
その後、段々とアップルギフトカードの購入金額が上がることを不審に思った女性が弁護士に相談したところ、詐欺であることを指摘され、被害に気付いたということです。
警察は「簡単にお金が稼げる」「必ず儲かる」などと話し、副業を勧めてくる甘い言葉には用心し、詐欺を疑うよう呼びかけています。