【明治安田×弘前大学】QOL共創研究所を学内に設置!“健康づくり”のための共同研究加速 青森県弘前市
弘前大学は、生命保険会社の明治安田と連携して学内に設置する研究組織「共創研究所」を設立しました。
研究費が3倍から4倍になるなど、健康づくりのための共同研究が加速します。
弘前大学と明治安田はきょうの会見で、ことし4月に「明治安田×弘前大学QOL共創研究所」を開設したことを発表しました。
共創研究所は大学と企業が連携して学内に設置する研究組織で、弘前大学に設立されるのは初めてです。
研究費はこれまでの3倍から4倍となり、研究期間も最長で5年から10年に延びて、専用のスペースも設けられます。
弘前大学と明治安田は、2018年に共同研究講座を開設して、弘前大学が行ってきた大規模健診のビッグデータを活用し、病気の予防法などを研究してきました。
また明治安田は弘前大学が監修する啓発型健診「QOL健診」を、去年4月から全国に展開し、これまでに2万人が受診しています。
★明治安田×弘前大学 QOL共創研究所 加藤大策所長
「QOL健診をよりおもしろくためになるものにしていくということと、健康行動は何から始めれば良いのか、痩せるのが良いのか、たばこをやめるのか、どちらが先が良いのかなどわかることをお届けしたいと思っています」
弘前大学は今後も、共同研究が効果的な企業との共創研究所の立ち上げを検討するとしています。