「クマがグラウンドを移動している」児童が残る小学校や大学構内で出没相次ぐ!“ツキノワグマ出没警報”発令中の青森県青森市
きょう午後、青森市浪岡の小学校の校庭でクマが出没しました。
きのうは青森公立大学の敷地内でもクマが出没し、職員が学生に注意を呼びかけました。
青森市によりますと、きょう午後3時半まえ青森市浪岡の野沢小学校で「クマがグラウンドを移動している」と警察に通報がありました。
目撃されたのはクマ1頭で、校内にはおよそ30人の児童が残っていて、保護者に引き渡されたということです。
けが人はいないということです。
その後、近くの吉野田児童館などでもクマが出没し、市が最後に目撃された溜め池付近に箱わなを設置し注意を呼びかけています。
★青森放送 葛西将央記者
「クマは大学の敷地内にあるこちらの道路を横切ったということです」
★職員
「あの建物、国際交流ハウスの脇をそこの道路を、こっち側から通る道路上を抜けていくのを見たと」
「きのうの17時半ごろです」
クマが目撃されたのは青森市合子沢にある青森公立大学です。
大学や青森市によりますと、きのう午後5時半ごろ体長1メートルほどのクマがキャンパスの南側にある林の中に走り去っていきました。
けが人はいませんでした。
けさは職員などが大学構内で学生にチラシを配り、見回りをするなどして注意を呼びかけました。
★学生
「自転車で来ているのでちょっと怖いなと」
★青森公立大学事務局 越谷英樹さん
「われわれもこれから注意喚起していきますが、クマを仮に目撃しても近づかない 速やかに距離を離していくという、いちばん最初の基本のところから注意喚起していきたいと思います」
青森市によりますと、公立大学の近くでは去年もクマが目撃されていて、市は見かけても近づかないように呼びかけています。