【新緑】ブナの巨木と1つになる…子葉の芽吹く梵珠の森 ご褒美の「絶景」と「手作りジェラート」 青森県青森市
優しい緑に包まれた県内の新緑をお伝えします。
ブナの巨木と一体になれる青森県民の森・梵珠山では、ご褒美の絶景と手作りジェラートが待っていました。
★県立自然ふれあいセンター 村松栄一館長
「小山内さん あれを見てください」
★青森放送 小山内碧アナウンサー
「サルだ!しかも2匹いませんか?野生ですよね?」
★県立自然ふれあいセンター 村松栄一館長
「最近群れで来ているんですよね」
出迎えてくれたのは、まだ冬毛のニホンザル。
青森市内から車でおよそ1時間。
新緑がまぶしい梵珠の森に飛び込みました。
案内してくれたのは県立自然ふれあいセンターの館長 村松栄一さん。
梵珠山はブナの木が多いことが大きな特徴です。
★村松栄一館長
「木漏れ日がすごくきれいですね。芽生えからあっという間に緑になってきて」
★小山内碧アナウンサー
「緑に囲まれてお日様もあたって気持ち良いです」
入れる?ブナの巨木
★村松栄一館長
「この木が子どもたちが来たりして昔、学校とかで登山されたときとか行事のときにくぐったと言われている」
★小山内碧アナウンサー
「ここくぐったったんですか?」
★村松栄一館長
「こっちから入ってこっちから出るんです」
森の中にたたずむブナの巨木。
幹の中を覗いてみると…
中は空洞、人が入ることもできそうです。
★小山内碧アナウンサー
「チャレンジします! 待って…出られなくなりそうこれ…入れた!」
「すごい、幹の断面見られますよ!上あいています!上、空が見えます!あときれいな新緑も見られます!すごい!」
ブナの木と一体になれる貴重な体験です。
中をくぐり抜けようと、違うところから出ようとしましたが…。
芽吹きの春 今年の特徴は…
春の梵珠の森。
ことしは大きな特徴があるそうです。
★村松栄一館長
「去年はですねすごくブナの実が豊作でした。そこで今年はたくさんブナの子葉、子どもがこの通り生えています」
「これだけいっぱい生えても、この中から1本2本ほんの少しだけしか成長しない」
★小山内碧アナウンサー
「この小さな双葉が大きい幹になっていくんですか?」
★村松栄一館長
「200年とか150年の世界だからね」
春の森では、ほかにも芽吹くものがあります。
★小山内碧アナウンサー
「これ何ですか?」
★村松栄一館長
「ヒョウノセンカタバミというカタバミの花です」
★小山内碧アナウンサー
「あれ すごくきれいな花咲いていますね」
★村松栄一館長
「シラネアオイという植物ですね」
★小山内碧アナウンサー
「大きいですね」
花が競うように咲く季節でもあります。
出発からおよそ1時間30分。
★小山内碧アナウンサー
「すごい眺めが良いですね!すごい!登ってきた甲斐がありました」
標高468メートル、梵珠山の山頂です。
青森の市街地が眼下に広がります。
★村松栄一 館長
「海と山とそれから空のコントラストがしっかりして、きれいなところです」
★小山内碧アナウンサー
「がんばって登ってきてこの絶景が見られるというのは、本当にもう最高のご褒美ですね」
山登りで汗を流したあとは…
山登りのあとは甘くて冷たいものが欲しくなります。
浪岡地区の黒石寄りに、ことし2月にオープンした「羅針盤ステラジェラート」です。
14種類の手作りジェラートをテイクアウトで味わえます。
★小山内碧アナウンサー
「一番人気というのはどれですか?」
★羅針盤ステラジェラート 大矢亮さん
「うちは昔から牛乳屋をやっていまして、自信持ってお出ししているのはこちらのステラミルクになります」
選んだのは「ステラミルク」と「カシスシャーベット」のダブルです。
★小山内碧アナウンサー
「ではいただきます。カシスの果実の甘み旨みがダイレクトに伝わってきます。ステラミルクも濃厚でもったりとしていておいしいです」
「新緑を楽しんだあとに食べるこのジェラート、本当に最高です!さっぱりします」
日ごとに新緑が濃さを増していく梵珠の森。
さわやかな5月の風と森の息吹を、胸いっぱいに吸い込んでみてはいかがでしょうか。