宮下知事 能登半島地震を受け津軽半島、下北半島の強靱化進めるための支援拡充を国に要望

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青森 2024.04.17 17:13

元日に起きた能登半島地震を受けて宮下知事は半島の強靱化を進めるための支援の拡充などを国に要望しました。

宮下知事はきょう国土交通省事務次官級の吉岡幹夫技監を訪ね要望書を手渡しました。避難経路の整備など半島の強靱化を進めるための支援の拡充や、防災・減災のための対策に必要な予算の継続と増額などを求めました。能登半島地震では津波や土砂崩れなどで道路が寸断され災害対応が困難になりました。県内でも津軽半島と下北半島がありここ数年の大雨災害で集落の孤立などが発生していて半島の防災は大きな課題となっています。

★宮下知事
「青森県そのものも半島地形だと私は考えていますので、さまざまなメニューのなかであるいはしっかりとした予算措置のなかで行っていっていただきたい」

青森県には防災・減災のための「国土強靱化5か年加速化対策」で昨年度までの4年間に国から300億円以上が配分されています。吉岡技監は「地域の要望を聞きながら必要な事業を進めていく」と答えていました。