年間5億円程度の収入見込む!木材チップの「バイオマス発電所」建設へ協定締結 青森県むつ市
むつ市に木材チップを活用するバイオマス発電所が建設されることになり、市をはじめとした関係者が協定を結びました。
協定を結んだのはむつ市とむつ市川内町の工藤林業、クリーンウッドエナジーと中部電力、それに再生可能エネルギーの建設計画などをする岩手県の会社エネグリの5者です。
締結式ではそれぞれの代表者が協定書に署名をしました。
発電所は工藤林業の敷地内に建設予定で、木を切り出した際に未利用となっている枝や樹皮などで木材チップをつくり燃料として使います。
雇用は10人ほどを予定し、売電により年間5億円程度の収入を見込んでいます。
★クリーンウッドエナジー 工藤寿也代表
「夢と言えば大げさですけど、今ようやく実現にこぎつけたという感じです」
★むつ市 山本知也市長
「(木を巡る)サイクルがこの地域で回るということは、大きなことだと認識していますし」
「地域住民を含めた協議会を立ち上げて、そのなかでこの事業が持続的に発展していけるようにやっていく」
むつ市のバイオマス発電所は、再来年12月の運転開始をめざしています。