「債務を清算するため」 16棟焼いた火元の製材所が破産開始決定 青森県大鰐町
去年6月大鰐町で16棟を焼いた大規模火災の火元の製材所が、裁判所から破産開始の決定を受けました。
東京商工リサーチによりますと、今月22日付けで青森地方裁判所弘前支部から破産開始手続き決定を受けたのは、大鰐町の「新宅製材所」です。
去年6月大鰐町では16棟を焼く大規模火災が発生。
火事を巡っては今月9日、新宅製材所と社長の新宅弘敏被告56歳、それに当時従業員だった田村保道被告59歳が、木くずを燃やす際に火の粉を燃え移らせた重過失失火などの罪で起訴されていました。
新宅製材所は火事の後から事業を停止していましたが、債務を清算するため破産申請に至ったということです。