「果実肥大にも差が出てくる…」大雪の影響か?下枝は“生育に遅れ” 県内一斉りんごの開花量調査で明らかに
りんごの開花量調査が県内一斉に始まりました。
大雪の影響で雪に埋まっていた下枝は生育に遅れが発生しているということです。
開花量調査は、ことしのりんごの花芽の状況を確認するため県の委託を受けて県りんご協会が行っています。
このうち弘前市下湯口にある斉藤力さんの園地では、主力品種の「ふじ」がまだ咲いておらず、「王林」は十分な開花量が確認されました。
ただ、この冬の大雪の影響で雪に埋まっていた低い位置にある枝はまだ開花しておらず、生育に1週間ほどの遅れが発生しているということです。
★県りんご協会 中野真太郎技師
「どうしても雪の中に埋まっている枝はほかの枝よりも冷たく維持されているので」
「今後の果実肥大にも差が出てくると思われますので」
「6月に結実量調査がありますけれども、そこら辺でしっかりと見られると思っています」
開花量調査はあさってまで3日間、県内50か所で行われます。