突然「パソコンがロックされました」と表示 ロック解除の費用として電子マネーを要求された50歳代の女性が20万円分被害
五所川原警察署によりますと今月8日、青森県内に居住する50歳代の女性が、勤務先のパソコンで電子メールを確認中、突然、
・警告、パソコンがロックされました。
と表示されるとともに、「050」から始まるIP電話の連絡先電話番号が表示されました。
女性が表示された電話番号に電話したところ、マイクロソフト社の社員を名乗る片言の日本語を話す男が対応し、その男から
・セキュリティソフトを入れないとロックを解除できません。
・コンビニに行ってアップルギフトカード20万円分を買ってきて下さい。
などと言われたため、女性はその日のうちに、青森県内のコンビニエンスストアで、合計20万円分のアップルギフトカードを購入し、男の指示で、いつの間にかパソコン画面に表示されたフォームに利用権コードを入力しました。
しかし利用権コード入力後、相手の男から、
・入力審査にエラーがあったので、もう一度買ってきてほしい。
などと言われたことから、男の言うことに違和感を感じ110番通報して、詐欺の被害に気が付いたということです。
警察はパソコン画面に警告表示して不安をあおり、セキュリティ費用等の名目で現金や電子マネーの利用権をだまし取る架空料金請求詐欺が多発しているとして注意を呼びかけています。