「今年の漢字」清水寺の貫主が揮ごうした「八戸の漢字」は? 講話で仏教の教えも 青森県八戸市

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青森 2025.06.12 17:08

年末の風物詩「今年の漢字」を揮ごうしている京都・清水寺の森貫主が八戸市で講話し、公募した八戸の漢字一文字を披露しました。

お釈迦様をたたえる八戸仏教会主催の花まつりは、きのう夕、方八戸市の「SGGROUPホールはちのへ」で開かれました。
法要に続いてこのほど公募した八戸をイメージし、未来につなぐ「八戸の漢字一文字」が発表されました。
1,439票の応募の中から1位に選ばれた「海」など、3つの漢字を京都・清水寺の森清範 貫主がつぎつぎと和紙に揮ごうしました。
揮ごうに続いて講話が行われ、森貫主が心をテーマにユーモアを交えながら仏教の教えを語りました。

★清水寺 貫主 森清範 猊下
「行かなきゃ行かなきゃと思っていましたでしょう その思っている心が体をここに持ってくるのですよ」
「物か心かと言ったら物ではありません 先に心ですと」
「物がたくさんあるから豊かだということではないのです 礼節先に心が豊かでなければいけない」

会場につめかけた多くの市民は仏教の教えを再確認し、心の平穏を大切にしていました。