「どれくらい楽に作業できるのか…」雪に強い!?りんごの“新栽培方法”に未来の生産者がチャレンジ!苗木不足対策も 青森県弘前市

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青森 2025.05.08 20:05

雪害に強いと言われている、りんごの栽培方法がおよそ3メートルの細長い木を狭い間隔で植えるりんごの高密植栽培です。
弘前市の弘果総合研究開発は先月、高密植栽培の枝折れ被害はわずかに7%と、被害が少なかったことを公表しました。
弘果総研は高密植栽培を県内に広めるため、去年から生産者の育成事業を行っています。
この春、新しく2人の農業研修生が加わり「ふじ」の苗木の定植作業を行いました。

★農業研修生 相馬正哉さん
「収穫の部分で(一般的な)マルバ栽培よりも、どれくらい楽に作業できるのか気になっています」

また弘果総研では高密植栽培の苗木不足を解消しようと、接ぎ木のもとになる「台木」の生産を始めました。

★弘果総合研究開発 葛西憲之社長
「(高密植栽培は)国の制度の拡充もあってやる人も増えてくるという状況の中で、苗木が不足していくということは逃れられない」

去年は台木650本を生産して、種苗会社に納入したということです。