「生活費や借金に…」親睦会費“243万円”を私的流用した町職員を停職処分 異動から2年後に発覚 青森県外ヶ浜町

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青森 2025.04.30 15:00

外ヶ浜町は職員が親睦会費およそ243万円を私的に流用したとして停職6か月の懲戒処分としました。

処分を受けたのは40歳代の班長です。
この職員は2019年度から3年間所属部署で親睦会の会計を1人で務め、およそ243万円を私的に流用したということです。
町によりますと、おととし職員が別の部署に異動した際に「会計の整理ができていない」として、後任の職員に通帳と印鑑が引き継がれませんでした。
その後、ことし1月に通帳と印鑑が引き継がれましたが、この職員が親睦会の口座におよそ243万円を数回にわけて入金していたことで流用が発覚したということです。
職員は流用を認め「生活費や借金に使っていた」と説明しています。
町は全額返金されているため刑事告訴はしない方針で、今後監査を実施するなど管理体制を強化するとしています。
山崎結子町長は「町民の皆様の信頼を一日でも早く回復できるよう、全力で取り組んでまいります」とコメントしています。