“コメを交渉のカードにするべき”の声に対し宮下知事は「農家の生活をカードにすることになる」と指摘 アメリカ・トランプ大統領との関税措置巡る交渉
アメリカのトランプ大統領との関税措置を巡る交渉について宮下知事は「進展するとは思えない」と見解を述べた上で「付き合う必要はない」と断じました。
この見解は宮下知事がきょうの会見で記者の質問に対し述べました。
アメリカのトランプ大統領との関税措置を巡る交渉では政府の一部から、アメリカ産のコメの輸入拡大など「コメを交渉のカードにするべき」という声が上がっていました。
宮下知事は現状では交渉の対象が明らかにされていないため「冷静にならないといけない」とした上で次のように述べました。
★宮下知事
「相互関税だと言って日本は24%だと言って、言った矢先にこれはまずいことになるなと 90日延長して交渉期間に入り別に交渉期間だとしても特に何か進展するとは私は思えない コメの話が本当だとすればコメを(交渉の)カードにするのではなく、農家と農家の生活をカードにすることになる それはやめた方が良い そんなのは付き合う必要はない」
県内の産業への影響については「まだ見極められない状況」と述べました。