「帰ってきてね!」子どもたちがサケの稚魚放流 深浦町追良瀬川

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青森 2024.04.18 15:40

深浦町の川に子どもたちがサケの稚魚を放流しました。

稚魚を放流したのは深浦町の追良瀬川です。追良瀬内水面漁協が秋から冬にかけ採卵、ふ化させたもので体長は5センチほど。地元の漁業に関心を持ってもらおうと小学生や園児たちを招き、バケツに入った10万匹の稚魚を川に流しました。

★参加した児童
「予想より小さくてかわいかったです」「大人になって元気に帰ってきてねと思って川に流しました」「元気で食べられないで育ってほしい」

追良瀬川のサケは大雨の被害や高水温などの影響もあり、ここ2年間の水揚げはかつての3分の1以下、1,000匹を下回っているといいます。

★追良瀬内水面漁協 福沢眞一 組合長
「何がなんでも来て欲しいと思ってこういう放流式をやっているわけなのですけども、それが叶えば良いかなと思っています」

サケは4年ほどかけて成長し追良瀬川に戻ってきます。