副業広告で「安達鮎美」からペナルティ費用を要求された50歳代の女性が20万円被害
八戸警察署によりますと、今月17日頃、青森県内に居住する50歳代の女性が、スマートフォンでインスタグラムを見ていたところ、副業サイト広告が表示され、その広告を介してLINEアカウント「安達鮎美」を友だち登録しました。
安達から、副業の内容として
・動画を見てスクリーンショットで撮影した画像を送ると報酬が得られる。
とLINEトークで説明され、女性が指示どおりに行ったところ、PayPayや口座振込みにより報酬を得ることができました。
その後、安達から指示されて、SNSアプリ「kyroona」でやりとりするようになり、安達から
・高額報酬の副業があります。
・お金を振り込むとお金が増えて返ってきます。
・手続き方法が違っているので、利益を受け取るためには、ペナルティを支払う必要があります。
といった内容のメッセージを受けた女性は、4月19日から27日にかけて、5回にわたり、副業及びペナルティ費用として、指定された個人名義口座に現金合計20万5,000円を振り込みました。
しかし、ペナルティ費用を振り込んだ後も、副業の利益が得られず、追加でお金を要求されたため、詐欺被害に気が付いたということです。
警察は副業で「簡単にお金が稼げる」「必ずもうかる」という誘い文句には用心し、詐欺を疑うよう呼びかけています。