国内最多の船団が北太平洋へ出漁!狙いは「ムラサキイカ」 青森県八戸市
国内最多の中型イカ釣り漁船の船団がきのう大漁旗をはためかせて八戸港を一斉に出漁しました。
八戸市鮫町の八戸港第1魚市場前の岸壁にはきのう、「ヤマツ谷地商店」が所有する国内最多の船団をなす中型イカ釣り漁船9隻が並び、家族や関係者が見送りに集まりました。
八戸港を拠点とする中型イカ釣り漁船の出漁は今シーズン初めてです。
およそ10日間かけて北太平洋の漁場に向かい「ムラサキイカ」を狙います。
主力のスルメイカの不漁が長引くなか、安定した漁獲が見込まれるムラサキイカは引き合いが高まっています。
★八戸柔魚釣船頭組合 田村達尚 組合長
「どうしても夏のムラサキイカにかけるしかないので」
「何としてもよい漁場を見つけて頑張ってきます」
八戸港に所属する15隻の中型船は順次出港し、7月中旬まで漁を行います。
集まった人たちは船に手を振って航海の安全と大漁を願っていました。