青森山田を破って初のインターハイに挑む八戸学院野辺地西が練習再開!「5度目の正直」で活躍した守護神がPK戦を振り返る 青森県 高校サッカー
高校サッカーで青森山田の連覇を24で止め、悲願の初優勝を果たした八戸学院野辺地西です。
県の代表として初挑戦となる全国大会に向けて練習を再開しました。
★青森放送 板橋優磨キャスター
「きょうから全国に向けての初練習ですが、ピッチの縦、端から端まで全速力で走っています。この走力です」
練習前に5本の全力ダッシュから始まった八戸学院野辺地西。
初優勝から3日、インターハイに向けて再開した練習にも気合が入ります。
★藤田律キャプテン
「全国で勝っていくから俺らは。それに向けてここから上げていこう全員で!」
きょうは決勝で見えた課題、特に後半に追いつかれた守備面の強化を中心に練習しました。
チームの守護神・喜村孝太朗選手は東京出身。
青森山田を倒したいと野辺地西の門をたたき、1年生のころからゴールマウスを託されてきました。
しかし選手権予選、新人大会など県大会の決勝で青森山田に4度敗れていました。
5度目の対戦が今月2日の県高校総体決勝戦でした。
PKに委ねられた勝敗の行方。
★喜村孝太朗選手
「PKはキーパーがヒーローになれる場所なので絶対止めてやろうという気持ちでいました」
「チームを救えるキーパーになりたいとずっと思っていて、実際今回チームを救えたのかなって思っています」
そして…
★実況
「ここで試合終了八戸学院野辺地西高校が悲願の初優勝!初の全国大会出場です!やぶれた青森山田は約四半世紀ぶりの県内の敗戦!ついに歴史が変わりました!」
挑み続けた王者を超え、初めてつかんだインターハイの切符。
大金星をあげたチームとして受ける全国からの注目を、選手たちはどう受け止めているのでしょうか。
★八戸学院野辺地西 藤田律キャプテン(八戸市出身)
「(青森山田を倒したことで)自分たちが思っている以上に、周りの方たちは野辺地西が上に行くだろうと思っていると思うので、そういう期待とかを含めて、自分たちがもっとここから勝っていくためにも、こういう日々のトレーニングからもっともっと意識高めてやっていこうと思っています」
八戸学院野辺地西高校が挑むインターハイは来月26日福島県で開幕します。