青森県警察本部と青森・八戸警察署で自動音声ガイダンスを試験導入へ
青森県警察本部は7月1日午前8時半から青森警察署と八戸警察署の代表電話に自動音声ガイダンスを導入すると発表しました。
希望する窓口に適切に案内することを目的としているほか、職員の業務の効率化・合理化を目指した「試験運用」ということです。
緊急の事件・事故の場合はこれまでどおり、110番通報するよう呼びかけています。
これまで県警察本部や警察署に電話をかけた場合は、受付の職員や当番の警察官が直接対応し、要件にあわせて担当につなげていました。
県警察本部で自動音声ガイダンスが導入されるのは平日の夜間(午後5時15分~翌午前8時半)と土日・祝日の24時間です。
青森警察署と八戸警察署では24時間自動音声ガイダンスが導入されます。
このうち青森警察署と八戸警察署では平日の午前8時半から午後5時15分までの間は、窓口を案内する自動音声が流れて、対応する番号を押すことで担当窓口につながるということです。
番号はそれぞれ異なっていて、青森警察署では
1.事件・事故の届出、困りごとなどの相談
2.落とし物、拾い物
3.道路使用許可、運転免許証、車庫証明、信号機など
4.鉄砲関係、風俗営業、警備業、質屋・古物営業等
5.その他 となっています。
八戸警察署では
1.事件・事故の届出
2.運転免許証、道路使用許可等、その他交通関係
3.お困りごとなどの相談
4.落とし物、拾い物
5.その他 となっています。
平日夜間と土日・祝日は選択番号はなく、自動音声で案内後に当直の職員に接続されるということです。
県警察本部警務部の大湯理事官は「音声ガイダンスの導入で、県民の皆様の利便性が向上することを期待しています。
また窓口業務を行う警察職員の業務効率化と合理化を目指すことも目的です」とコメントしています。