県内就職率が2年連続で“全国最下位”　高校生の県内定着へ向けた問題点は？　青森県青森市で懇話会開催

高校生の県内定着を目的とした懇話会が青森市で開かれ、関係者たちが意見を交わしました。

懇話会は高校生の県内就職率が2年連続で全国最下位となった現状を受け、県内定着の促進を目的として開かれました。
参加したのは東青、下北地域の経済団体と学校関係者、県の関係者たち合わせて30人です。
会では県内の高校生の就職状況や採用について現状が整理されたあと、意見交換が行われました。
宮下知事は面接や内定が決まる9月ごろに、県内就職希望者の割合が急激に減少している状況を問題点として挙げ、議論を交わしました。

★宮下知事
「青森県に就職を希望している子どもたちが県外に出てしまうというこの現状をしっかりと関係者が認識をして、解決していくことが大事かなと思います」

今後、ほかの地域でも懇話会を開き、高校生の県内定着促進への議論を進めます。