老化の指標「糖化度」の新検査も!3,000項目の健康データを集める大規模健診始まる 青森県弘前市
およそ3,000項目の健康データを集める大規模健診が弘前市で行われ、ことしは老化の指標「糖化度」を調べるなどの新しい検査が導入されました。
弘前大学が中心となり取り組んでいる大規模な健康診断「岩木健康増進プロジェクト」はことし21年目です。
10日間で20歳以上の弘前市民およそ1,300人が健診を受けおよそ3,000項目の健康データを集めます。
★健診を受けた人
「体の隅々まで調べて結果が分かるので、自分の健康のために短命県返上ではないですけど良いなと思います」
ことし初めて導入された新しい検査は5項目です。
このうち大手菓子メーカー「江崎グリコ」は老化の指標とされる「糖化度」を指先から調べ、糖尿病の合併症やアルツハイマー型認知症などのリスクを調べています。
★弘前大学 健康未来イノベーションセンター 三上達也センター長
「様々な企業が様々な角度から我々のビックデータを解析していただけることで、これからもいろんな結果が出てくるのを楽しみにしています」
大規模健診は今月9日まで行われます。