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コウノトリのヒナ3羽に「足環」 健康状態も良好【徳島】(徳島県)



鳴門市大麻町で5月9日、2025年4月までに3羽のふ化が確認されたコウノトリのヒナに、個体を識別するための「足環」を取り付ける作業が行われました。

鳴門市大麻町に定着しているコウノトリのペアには、2025年も3羽のヒナが誕生し、すくすくと育っています。

9日は、ヒナに足環を取り付ける作業が行われ、県や市の職員などからなるプロジェクトチームのメンバーら約30人が参加しました。

高さ約12メートルの位置にある巣に、作業員が高所作業車を使って近づき、ヒナを箱に入れて地上に降ろし飼育員が体重測定と健康チェックを行いました。

このあと、1羽につき2つずつ足環を装着し、DNA検査のため羽毛や血液の採取も行われました。

(県生活環境部サステナブル社会推進課・峯 光一 係長)
「ヒナは3羽とも元気に育っていて、健康状態も良好ということで、巣立ちまでしっかり大きくなってもらいたい」

県によりますと、3羽のヒナの体重は約2.9キロから4キロで順調に育っていて、6月上旬ごろに巣立つ見通しです。

(05/09 18:45 四国放送)

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