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「見通しが甘かったのでは」 徳島都市開発への20億円融資【徳島】(徳島県)



徳島市の遠藤市長は5月13日の定例会見で、経常赤字が続く「徳島都市開発」への市の20億円融資について、「見通しが甘かったのでは」と述べました。

「徳島都市開発」は市の第三セクターで、アミコビルを管理運営しています。

そごう撤退などの影響で2021年1月期に経常赤字となり、以降、黒字化を想定した2024年1月期、さらには2025年1月期と、5期連続で経常赤字となりました。

市は都市開発に20億円を融資していて、2027年7月から償還が始まる予定です。

こうした状況を受け遠藤市長は。

(徳島市・遠藤彰良 市長)
「残念に思っております。徳島市が融資する際に見通しというものを立てていたわけだが」
「その見通しは、かなり甘かったのではないかという風に感じている」

市は都市開発に対し、これ以上補助金を支出することはないとしていますが、今後、方針を転換することはないのでしょうか。

(徳島市・遠藤彰良 市長)
「可能性がゼロではないが、難しい状況であることは間違いない」

(05/13 18:27 四国放送)

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