■元広告代理店支社長ら2人「特別背任の疑い」で逮捕 キックバックで飲食か【徳島】(徳島県)
水増しした請求書を会社に提出し、会社に損害を与えたとして、広告代理店の元・徳島支社長の男と、元・デザイン印刷業の女が5月14日、特別背任の容疑で逮捕されました。
特別背任容疑で逮捕されたのは、香川県に本社を置く広告代理店、 セーラー広告の元・徳島支社長の男・54歳と、元・デザイン印刷業の女・42歳です。
警察によりますと、2人は共謀して2022年から2023年にかけ、水増しした請求書を提出し、会社に正規代金との差額、14万3000円の損害を与えた疑いが持たれています。
会社の社内調査によりますと、男は、クライアントから受注した印刷業務について、県内の印刷会社に業務を発注。
代金は、女に請求するように指示しました。
女は、印刷会社に代金を支払う一方で、セーラー広告に水増しした請求書を提出していたということです。
男は、女からキックバックを受けとり、飲食費などに使っていたとみられています。
男は事案の発覚を受け、2024年6月に懲戒解雇となっています。
会社では損害金額について、約417万円と見積もっていて、警察も余罪があるとみて捜査しています。
(05/14 00:00 四国放送)
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