■男に懲役2年6か月の有罪判決 阿波市のひき逃げ【徳島】(徳島県)
阿波市の県道で飲酒運転をし、オートバイに乗っていた親子をはね、そのまま立ち去ったとして、ひき逃げなどの罪に問われていた男に徳島地裁は5月7日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、阿波市阿波町の無職の男・40歳です。
起訴状などによりますと、被告の男は2025年1月、飲酒後に普通乗用車を運転し、阿波市の県道で親子が乗るオートバイに衝突。
2人に骨折などの重傷を負わせたものの、そのまま立ち去り、飲酒の発覚を逃れようとしたとして、ひき逃げなどの罪に問われていました。
7日に開かれた判決公判で、徳島地裁の沖敦子裁判官は「飲酒運転の発覚をおそれ、救護や報告の義務を果たさず逃亡したことは、強い非難に値する」と指摘しました。
一方で、「被告は事実を認めて反省し、被害者らに対しては金銭的な賠償が見込まれる」などとして、被告に懲役2年6か月、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
(05/07 18:34 四国放送)
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