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「苦かったけどおいしかった」 徳島城博物館で「茶の湯」体験【徳島】(徳島県)



徳島城博物館で5月6日、普段接することが少ない「茶の湯」を体験できる催しが行われました。

(参加者)
「すごく苦かったけど、美味しかったです」

「正座してて足はしびれなかった?」

「全然しびれませんでした」

「気楽に足は自由に。痛くなったら崩すし、また頑張ろうと思ったら正座に直してもらいながら」

この催しは、普段接することが少ない「茶の湯」を身近に感じてもらおうと、表千家同門会県支部が開きました。

会場の徳島城博物館に集まった親子連れら22人の参加者は、和菓子の食べ方など、基本的な作法を学びました。

「ここから次は立ってみる。つま先の指だけを返します」
「自分のお尻をかかとに置いて、せーので一回で立ちます」
「ここから歩くんですけど、1畳ってどれくらいかわかりますよね?」
「ここからここまでを6歩で歩きます」
「実際お手前をするときは物を持って歩くので、下ばっかり向いて歩くわけにはいきません」
「だいたい3口ぐらいと言われるが、それは自由です。熱かったりもするので」
「終わったら、汚れた器を親指と人差し指で拭って」

和室の中に作られた茶室で、同門会の人たちがお茶をたてました。

そのあと、子どもたちは初めてのお茶たてを体験。

でも一口飲んでその熱さに。

「熱かったらお茶を空気にあてる。ちょっとまわして冷ます」

( 参加者)
「(茶筅を)とにかく回すのが、どんなお茶になるのか想像したら楽しいです」
「今回は苦かったけど、もっと美味しくできるためにはどうしたら良いか考えたら楽しい」

子どもたちにも、お茶の楽しさが伝わったようです。

(05/06 17:43 四国放送)

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