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福島県民熱愛のクリームボックス コラボグッズも続々!・福島 (福島県)



北海道・東北・新潟の日本テレビ系列各局がお伝えする、「いまオススメ!地元のとっておき」。
福島からは、県民ならきっと知っているパンの話題です。

食パンの上に濃厚なミルククリームがのった、こちらのパン。

福島県民には、おなじみの「クリームボックス」。

「クリームボックス」は1976年に 福島県郡山市の「ベーカリーロミオ」で誕生。
食パンを四角い箱に見立て、クリームを乗せたことから「クリームボックス」と名づけられたそう。

郡山市内の多くの店に並んでいますが、今回は、中でも名店として知られる「大友パン店」でご紹介します。

店内を見渡すとやはり人気は「クリームボックス」飛ぶように売れていきます。

■大友パン店 吉田 明弘さん
「平日でも400個くらい売れる。週末はもっと売れます。北海道から関西までたくさん来ている。多い方は20個、30個買っていく。」

50年近く世代を超えて愛され続け「ソウルフード」といっても過言ではないクリームボックス。

地域が育んできた大切な食文化として“ある認定”も受けています。

■こおりやま観光案内所 小針千尋さん
「クリームボックスは文化庁が認定する100年フードに認定されていて…」

文化庁が食文化の継承のために取り組む「100年フード」です。
「クリームボックス」も2021年度に認定を受けました。

■こおりやま観光案内所 小針千尋さん
「県外から来た人にクリームボックスを買える場所を尋ねられることも多い。パンだけではなくて、いろいろな商品に変身して、多くの人の手にわたっていると感じているので、ますますクリームボックスを食べてもらいたいなと思う」

最近は、いろいろな商品とコラボするケースが増えているそうで…

郡山市の名物を描いた「缶バッジ」に…
福島のソウルドリンク「酪王カフェオレ」とコラボした「酪王クリームボックスオレ」。

さらに「クリームボックス」を自宅で手軽に楽しみたい人のため、家庭用のクリームも販売されています。

■福島県観光物産館 櫻田武館長
「福島の“ザ・菓子パン”はクリームボックス。県外の人は、1日しかクリームボックスもたないので、持って帰ってトーストに塗ったり、自分でクリームボックスをつくるというのが人気の秘訣。」

とどまるところをしらない、福島県民の「クリームボックス」愛。
みなさんも、旅行、出張で福島を訪れた際に、感じてみてはいかがでしょうか。

(05/06 18:30 福島中央テレビ)

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