■大型連休中“山岳事故”相次ぐ 7人が重軽傷1人死亡・福島 (福島県)
福島県内ではこの大型連休中、登山中の事故が相次いでいます。
これまでに7人がけがをし、会津駒ケ岳では1人が亡くなっています。
檜枝岐村の燧ケ岳では5日午後2時過ぎ、東京都の男性が下山中に転倒し、足首をひねりました。
男性は歩くことができず、県の防災ヘリで救助され病院に搬送されました。
男性は左足のかかとの骨を折る重傷ですが、命に別条はありません。
県内では大型連休中にに登山でけがをする人が相次いでいて、5月3日から5日までに7人がけがをし、防災ヘリで病院に搬送されています。
会津駒ケ岳では4日、神奈川県横浜市の50代男性が下山中に登山道から滑落。
自ら消防に通報しましたが病院に搬送後死亡が確認されました。
この時期は雪が残っている山も多いため、警察が注意を呼びかけています。
福島県は「福島登山の7つの心得」を注意点として呼びかけています。
@入山者カード
仮に遭難してしまった場合、助ける手がかりとなるので、登山口にある登山ポストや事前に県警などに提出し、家族などにも知らせておきましょう。
A計画にゆとり をもって
B体調を整えて入山すること
C十分な装備 も重要で雨具や地図・コンパス、ヘッドランプ、非常食 通信機器は必需品
D事前の情報収集 として山や天候の最新情報の確認を
E天候に注意
山の天気は急変します。天候が悪くなったら速やかに行動を中止する、引き返す勇気も必要です。
F経験者と共に
単独での入山を避け、経験豊富な人と一緒に登りましょう。
県内には、美しい山がいくつもあります。
「福島登山の7つの心得」に気を付けて事故がないよう安全に、登山を楽しんでください。
(05/06 16:06 福島中央テレビ)
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