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秋田県内でも「百日せき」が猛威…これまでにないペースで増加 新型コロナとインフルは約10か月ぶりに集団発生の報告なし(秋田県)



子どもがかかりやすく、激しいせきが続く「百日せき」の秋田県内の患者の数が、最新の1週間で41人増えて、引き続きこれまでにないペースで多くなっています。

一方で、新型コロナウイルスとインフルエンザは減少傾向で、約10か月ぶりに、いずれも集団発生の報告がありませんでした。

全国的に感染が拡大している「百日せき」は、11日までの1週間で41人の患者が確認され、今年の合計では251人になりました。

全数把握を始めた2018年以降、最も多い年間の患者の数を更新しています。

県が定点とする25の医療機関で確認されたインフルエンザの患者は57人で、前の週から11人減りました。

新型コロナウイルスの感染者は、7人減って33人でした。

43週(約10か月)ぶりに、いずれも集団発生の報告がなく、減少傾向です。

一方、今月9日には、今年初めてのつつが虫病患者が確認されました。

県は、患者が多くなる時季に入ったとして、野山では素肌を出さないなどの対策を心がけるよう呼びかけています。

(05/15 17:39 秋田放送)

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