■ブラウブリッツの岩瀬社長が鈴木知事と就任後初顔合わせ スタジアム整備への理解や協力を求める 秋田県(秋田県)
サッカー明治安田J2、ブラウブリッツ秋田の岩瀬浩介社長が、鈴木知事が就任してから初めて顔を合わせ、秋田市が中心になって進めているスタジアムの整備について、理解や協力を求めました。
鈴木知事は、まずは試合に勝って機運を高めてもらうことを前提に、バックアップしていきたいという考えを伝えました。
14日午後、ブラウブリッツ秋田の岩瀬浩介社長は、鈴木知事が就任してから初めて顔を合わせました。
1か月ほど前、ブラウブリッツのホームゲームには、就任前の鈴木知事が観戦に来場。
声援を送るとともに、来場者の人数や経済効果などを確認したうえで、県民にスポーツの魅力を広める手助けをしていきたい考えを示していました。
現在、秋田市が中心となって進めているスタジアムの整備を巡って、沼谷市長は、「既存の施設の改修」を軸にして、「新設」も並行して検討する考えを示しています。
スタジアムの新設を訴えてきた岩瀬社長は、鈴木知事に改めて理解と協力を求めました。
ブラウブリッツ秋田 岩瀬浩介 社長
「市が中心となって今進めておりますけれども、市、県とともにコミュニケーションをしっかりとって、県民の皆様にご理解を頂きながら、スピード感を持って進めていきたいなというふうに思います」
鈴木 知事
「スタジアムに関しては、非常に財政負担も大きいので、賛否両論様々あるのは私も承知しておりますので、しっかり一緒になって理解をして頂いて、みんなで背中を押してもらえるように頑張っていきたいなと思っておりますので、まずは、勝って頂いて、盛り上がって頂いて、そして市とも密接に協議をしながら、後ろから支えていきたいと思っていますので」
互いに抽象的な表現ではあったものの、鈴木知事はバックアップしていくと応じたうえで、ブラウブリッツが今シーズン大きく負け越している点も踏まえ、県民の盛り上がりも欠かせないと伝えました。
鈴木 知事
「やっぱり勝って頂いて、最低でも残留をしてもらって、そこから一緒に前を向いていきたいなと思います」
岩瀬 社長
「鈴木知事については、様々なメディアの皆様を通じて、本当にスポーツの、プロスポーツの価値といったものを活用いただける、非常に前向きな発言を頂いておりますので、非常に私たちにとっては心強い存在かなと感じています」
スタジアムの整備に関して、岩瀬社長と鈴木知事、それに秋田市の沼谷市長の3者による会談などは、今のところは予定されていないということです。
(05/14 18:07 秋田放送)
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