■由利本荘市の山間で咲き誇るハナモモ 満開に(秋田県)
由利本荘市東由利にある民家の敷地で、今色とりどりの花が咲き誇り、一斉に見頃を迎えています。一般的な観光地ではないものの。5日も多くの人が訪れていました
田村アナウンサー「大型連休終盤に来てお花見ができるとは思いませんでした。ただこの白とピンク桜ではありません『ハナモモ』です」
サクラが散ったあとに花を咲かせた「ハナモモ」。あざやかな色合いで観賞用として人気が高い樹木です満開を迎えました。
ここは由利本荘市東由利の国道107号から北に1.5qほど入った法内地区です。民家の敷地に植えられた十数本のハナモモと、菜の花が見頃を迎えています。
白や、濃いピンク、赤と花の色はさまざまですが、こちらのハナモモは1本の木に白と赤の花を咲かせます。
平安時代、源平合戦の源氏の白い旗、平氏の赤い旗にちなんで「源平咲き」と呼ばれています。
5日は同じ由利本荘市や、横手市それに宮城から5日も、見物客が訪れていました。
「すごいですきれいでみんなにもみせてほかの人にもみせてあげたいくらいです」
「まず1年に2回は必ず来ます」
「1本の木さ2色なってますので。なかなか珍しいなと思って」
「毎年これ見ないとなんとなく気持ちがすっきりしないっていうか」
このハナモモを育てているのは農家の阿部重助さん87歳。40年ほど前に苗木を植えてから少しずつ増やして自宅の裏山を「山遊庭の森」と名付け、誰でも見学できるよう開放するようになりました。
きれいな花を咲かせるために、雪深い1月から手入れを始めるといいます。
阿部重助さん「手入れが大変ですよもう何十年て 剪定 消毒肥料…ちょびっと… 菜の花ということで 忙しいんですでもこういう風に沢山の人が来てくれると嬉しいです」
地区の小さな観光名所になっている山遊庭の森。
阿部重助さん「みんなに見てきれいだなあって喜んでもらえるのが最高です」
阿部さんは「一言声をかけてから見学してくれると嬉しい。サクラより花の期間が長いので、今週いっぱい楽しめますよ」と話していました。
(05/05 19:03 秋田放送)
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