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“母”と“子”が1年ぶりの再会 年に一度の伝統神事「お浜入り」 青森県八戸市(青森県)



話題は八戸市からです。
櫛引八幡宮から御前神社に年に一度みこしが通う伝統の神事「お浜入り」が行われました。

「お浜入り」は櫛引八幡宮の祭りの神、「応神天皇」が御前神社に祭られている母の「神功皇后」のもとを訪れる年に一度の神事です。

★御前神社 浪打磐根宮司
「心からお迎え申し上げます どうぞご祭神の母上殿に心をこめてお参りいただければと存じます」

櫛引八幡宮のみこしが御前神社の社殿前に安置され神事がとり行われました。
2つの神社の宮司は対面のあかしとして神事に使われる「幣帛」と呼ばれる品を交わし、母と子が1年ぶりの再会を果たします。
そして御前神社の巫女が対面を祝い世の中が穏やかであることを願って「浦安の舞」を奉納しました。

350年以上の歴史があるとされる「お浜入り」。参列者は厳かな神事を祝い家族の無病息災を祈っていました。


(05/14 19:44 青森放送)

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