■「誠に遺憾」大型連休中にまた米軍機トラブルで空港閉鎖 青森県が再発防止を申し入れ(青森県)
青森県は今月5日にアメリカ軍三沢基地所属のF-16トラブルで三沢空港の滑走路が一時閉鎖され、大型連休中の乗客の移動に支障があったとして、防衛大臣、東北防衛局長、米軍三沢基地司令官に対し再発防止を申し入れたと発表しました。
5日の滑走路一時閉鎖では大阪・伊丹発 三沢空港着のJAL2161便が青森空港に行き先を変更し、折り返しの伊丹行きJAL2162便が欠航していました。
三沢空港では先月29日にもアメリカ空軍の爆撃機B1Bの機体トラブルで滑走路が一時閉鎖され、民間機の離着陸ができなくなり2便が欠航しました。
三沢空港の滑走路はアメリカ軍や航空自衛隊と共用されています。
以下、申し入れの内容です。
米軍三沢基地所属F-16のトラブルによる三沢飛行場の滑走路閉鎖について(要請)
令和7年5月5日、米軍三沢基地所属F-16のトラブルにより三沢飛行場の滑走路が一時閉鎖され民間機の運航に影響が生じ、大型連休中における乗客の移動に支障を来したところです。
県としては、今回のトラブルは、令和7年4月29日の米空軍爆撃機B-1Bの機体不具合による三沢飛行場滑走路の一時閉鎖に続き、三沢基地を抱える県民の生活に不安を与えるものと受け止めており、このような事態が短期間のうちに再び生じたことは誠に遺憾です。
つきましては、航空機の整備点検等、安全管理体制の確保に万全の措置を講じ再発防止に努めるよう、改めて米軍当局に申し入れることを要請します。
(05/07 15:20 青森放送)
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