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【気候変動】サツマイモ適地が北上?東京の農業ベンチャーが三戸町の“産地化”めざして植え付け開始!(青森県)



新しい特産品に育てようと、町と連携協定を結んだ東京の農業ベンチャー企業が三戸町でサツマイモの栽培を始めました。

サツマイモの栽培を始めたのは東京の農業ベンチャー企業「クリエイトアグリ」です。
橋社長たちが三戸町内に借りた元りんご園の園地で、寒冷地に適したサツマイモの苗の植え付けを始めました。
クリエイトアグリは先月町と連携協定を結び、サツマイモ産地化に向けた取り組みを進めています。
気温が上昇してサツマイモの栽培適地が北上しているということで、橋社長たちは干し芋などに加工して新しい町の特産品に育てることをめざします。

★クリエイトアグリ 橋幹太社長
「サツマイモの産地が北上しているというところで」
「私たちがどんどんサツマイモをある種、産地化というところをめざして取り組んでいけたらよいのかなと思っています」

★三戸町 農林課 貝守世光参事
「こうやって若い方々が新しいものにチャレンジしてもらって、それを見た農家さんもまた元気になって、自分たちも挑戦してみようかと思ってもらえるような感じになればよいなと」

植え付ける苗は全部で6万本に上る計画で秋には40トンの収穫を見込んでいます。
サツマイモを本格的に栽培するのは三戸町では初めてで、県内でも例がないということです。


(05/13 16:42 青森放送)

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