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【コメ窃盗】「高騰し気軽に購入できなくなり最初は家族で食べるために盗んだが次第に売って金を得る目的に」と指摘…盗んだ2袋を2万2千円で売却も“位置情報”で発覚 精米所に侵入し玄米を盗んだ罪に問われている男が起訴内容認める 青森県青森市(青森県)



青森市の精米所に侵入し玄米を盗んだ罪に問われている男は初公判で起訴内容を認めました。
検察はコメの高騰で盗みを始め、次第に売って金を得る目的になったと指摘しました。

青森市新城の会社員 大矢一樹被告37歳はことし3月青森市の精米所に侵入し玄米2袋、60キロを盗んだとして窃盗と建造物侵入の罪に問われています。
きょう青森地方裁判所で開かれた初公判で大矢被告は裁判官に起訴内容について間違いないか問われると「はい」と答え、起訴内容を認めました。
続く冒頭陳述で検察官は、コメが高騰し気軽に購入できなくなったことから、最初は家族で食べるために盗んだが、次第に売って金を得る目的で盗んだと指摘しました。
また掲示板アプリを通じて盗んだコメと知らずに申し込んできた相手に対し、玄米2袋を2万2千円で売っていたことも明らかにしました。
被害者が米袋の中に位置情報がわかる機器を入れていたことで、大矢被告が盗んだ玄米を売っていたことが発覚していました。
次の裁判は来月4日に開かれます。


(05/13 19:40 青森放送)

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