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「努力は裏切らない」寝室を練習部屋に改造!アイスホッケー日本一を目指す期待の中学生・高橋拓未選手【らぶスポ!】(青森県)



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アイスホッケーで日本一をめざす中学生です。
青森市で育った選手が地元を離れ、八戸の中学校で技を磨いています。


青森市を拠点に活動する「青森ジュニア」は、市内唯一の小学生と中学生のアイスホッケーチームです。
3月、シーズン最後の練習には小学生チームを離れる6年生6人も参加しました。
そのうちの1人チームの大黒柱、高橋拓未選手は圧倒的なシュート力とスピードが武器です。
青森市生まれの高橋選手は4歳のときにアイスホッケーを体験。
スケートとパックを操る楽しさに心奪われました。
小学生になってますますホッケーにのめりこんでいく高橋選手。
それを見た両親は、自宅の寝室を練習部屋に改造しました。

★父・高橋智彦さん
「小学校4年生頃から自宅でハンドリング練習を毎日欠かさずやるようになって、大会が終わった後も疲れていても必ずシュート練習とハンドリングはとにかく毎日欠かさずやった」

★青森ジュニア 杉本清監督
「高橋選手のすごいところは言われなくても常に練習を全力でやるところ」
「シュート力はどんどん上がっている。努力は裏切らないということですよね」

ホッケーを始めて8年、地道な努力を重ねた先に待っていたのは世界でした。
青森ジュニアでは初めてとなる日本選抜に選ばれ、カナダで開かれた国際大会に出場。
日本チームのキャプテンも務め、2得点1アシストと活躍しました。

高橋選手は将来を見据えて八戸の中学校に進学することを決めました。

★高橋拓未選手
「アイスホッケーが大好きなので、この先続けるとなると違う環境に行かないと続けられないと思ったので」

この日は育ったリンクで仲間たちと最後のプレー。
中学生と保護者のチームと対戦しました。

★青森放送 菅原厚キャスター
「私も趣味でアイスホッケーをやっていますので小学生選手に挑戦したいと思います。いまから着替えてきます」
「着替えてきました それでは挑戦してきます」

私も途中から特別に参加させていただきました。
最後に高橋選手に挑戦!
ハンドリングとスケーティング技術に翻弄されました。
同級生も高橋選手にエールを送ります。

★同級生
「全国大会にも行く中学校に行くので、練習もレベルが高くなると思うが勝てるようにがんばってほしいです」
「キャプテンとして声をかけてくれたり 心強い人だと思います」

この春、高橋選手は去年全国準優勝を果たした強豪・八戸市立第二中学校に進学。
そして先月に行われた県中学校新人大会では、新たに1年生10人が加入した新チームで決勝に進出しました。

★青森放送 板橋優磨キャスター
「昨年度、全国準優勝と頂点まであと一歩だった八戸二中、新チームがめざすのはもちろん日本一、今シーズン最初の県大会決勝です」

高橋選手は中学初めての大会でスタメンに抜擢されます。
高橋選手も魅せます。

★実況
「奪い返します。中央突破!自ら行きます左へ託しシュート 1年生9番高橋が自ら中央突破」

上級生を相手に堂々のプレーを見せました。
試合は5対1で八戸二中が優勝。
中学初めての大会を終えた高橋選手は…

★高橋拓未選手
「(八戸二中は)強くてすごく良い先輩たちがいて良いライバルもいてとても良い学校だと思います」
「もともと持っている力を最大限に発揮してがんばりたい」

キャプテンも高橋選手たち新1年生に期待しています。

★南谷昂明キャプテン
「(ことしの1年生は)シュートが速かったり走ってくれたりパスができたり、とても期待できる1年生です」
「(目標は)全中優勝です」

期待の1年生を迎えた八戸二中は初の全国頂点めざし、ひた走ります。
青森から八戸へ、高橋選手の挑戦が始まりました。


(05/07 19:07 青森放送)

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