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わずか1年で実がつく!りんごの“高密植栽培”普及に向けて学生たちが苗木を植える実習に挑戦!期待するのは… 青森県七戸町(青森県)



大雪による枝折れ被害が少なかったりんごの高密植栽培、普及に向け苗木を植える実習が七戸町で行われました。

実習を行ったのは県営農大学校の学生たち23人です。
JA全農あおもりや原田種苗の担当者が植え方などを説明し、「宮美ふじ」と「シナノゴールド」の苗木をそれぞれ1人2本ずつ植えました。

★青森放送 橋本莉奈キャスター
「こちらには先ほど生徒たちが植えた苗木があります。そして隣には昨年植えた苗木があるんですよね。見てみると、りんごの花がもう咲いています。わずか1年で実がつくということです」

植えたのは木が小さくなりやすい台木に接ぎ木して1年間育てた苗木です。
育成する期間が短ければ、多くの苗木を確保しやすくなります。
また高密植栽培は大雪によるりんごの枝折れ被害が通常の栽培方法に比べて軽かったことから、学生たちが期待をもって学んでいました。

★学生
「卒業して自分の家でやるとなったら高密植も取り入れていきたいなと思っています」

★県営農大学校 松江利英校長
「高密植わい化栽培これをしっかり学んでいただいて、就農するときにはすぐに適応できるようにしていただきたいなと思っています」

定植した苗木は来年、出来秋を迎えます。


(05/14 19:47 青森放送)

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