■【季節限定】観光名所・鶴の舞橋近くの「謎の島」に船で近づいてみたら…予想外の正体!?“この時期だけ”見られる景色にガイドも「ここに生まれてきてよかった」 青森県鶴田町(青森県)
鶴田町の「津軽富士見湖」ではある景色が話題を集めています。
★青森放送 木下玲斗記者
「観光名所『鶴の舞橋』から数百メートルほど離れた湖には小さな島が見えます」
謎の島があるのは湖の北側。
鶴の舞橋から200メートルほど離れた場所です。
その正体を探るため、鶴の舞橋観光ガイドの竹浪正顕会長の案内で特別に船に乗って近寄ってみると…。
★「島の正体はこの花だったんですね」
「そうですズミと言います りんごの原木と言われているミツバカイドウ」
島の正体は鮮やかなピンク色の花でした。
バラ科りんご属のズミの木です。
★鶴の舞橋観光ガイド 竹浪正顕会長
「津軽富士見湖というのは灌漑用のため池なので、灌漑用の水をためている状態です。満水になってくるとああいう風に島になるように見える」
田植え前に水位が上がったことで木の上の部分だけが水の上に残り、まるで「花の島」のように見えています。
★鶴の舞橋観光ガイド 竹浪正顕会長
「いっぱいりんごの花が咲いていますが、同じように白い花が咲いて下の方はつぼみでまだピンクっぽいのがまだ残っていますので、あと一週間くらいは見頃になると思っています」
高気圧に覆われたきょうは残雪の岩木山もくっきりと見えました。
「花の島」と岩木山、それに鶴の舞橋の共演は、花が散るまでのおよそ1週間、この時期だけの特別な景色です。
★鶴の舞橋観光ガイド 竹浪正顕会長
「天気もよく岩木山がちょうど見えて、なおかつ鶴の舞橋も見えてというシチュエーションの中で見ると、本当にここに生まれてきてよかったなと」
「花の島」はこの週末も楽しめそうだということです。
(05/13 19:42 青森放送)
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