NNNニュース

【体験】インストラクター町長直伝「速く走るコツ」とは?運動会に向けて子どもたちに指導!36歳の記者も“キレキレ”になった練習法 青森県深浦町(青森県)



運動会といえば徒競走。
速く走ることができるコツを町長自らが教える教室が開かれました。

日本海に面した深浦町は人口およそ6,700人。
町内には3つの小学校がありますが、今月開かれる運動会を前に深浦小学校で町内の小学生などを対象にした「走り方教室」が開かれました。
地元の小学生たちに熱心に指導しているのは、県外から来たトップアスリート…ではなく、去年の11月から町長を務める平沢一臣町長です。
子どもたちの体験学習に貢献しようと、公務が空いた日に講師を務めました。

学生時代、陸上に打ち込んできた平沢町長は日本SAQ協会認定のインストラクターの資格も持っています。
SAQとは体を自分の思い通りに素早く動かせるように鍛えるトレーニングです。

これははしご状のロープを使ったトレーニングです。

★平沢一臣町長
「速く速く速く速く もっと速く 走る!」
「よーい 速く速く速く 走る」
「よーい ジャンプジャンプジャンプジャンプ」

36歳の記者も挑戦しましたが…枠の中でうまく跳べず苦戦。
初めて体験した子どもたちも熱心に取り組んでいました。

走り方教室では速く走るコツも伝授されました。
まずはスタートの時の構え方です。

★平沢一臣町長
「速く走ることができる幅というのは、かかとと逆側のひざが合うところから立った幅と言われています。あんまり大きくなり過ぎると出られなくなります。バンって鳴った時にスムーズに前出られるように、前に体重をかけたほうが早く走れます。親指があごの高さまで来るように腕を振ってください」

次は走る際のイメージです。

★平沢一臣町長
「あなたたちはいま生卵を握っています。イメージですよ。生卵を割らないように腕を振ってください。そうすると力を入れ過ぎない」
「もう一個腕振りのコツ、腰の所にちっちゃい太鼓をイメージしてください。あなたたちの腰にはちっちゃい太鼓が2つついてます。これをたたくように」

町長直々の指導に子どもたちは・・・

★参加した児童
「最初は難しかったけど、だんだんできるようになってきて楽しかったです」
「(運動会は)短距離と持久走で1位になりたいです」
「速くなれた気がします」
「(先生が町長なのはどう思う?)すごい だから町長になれたと思った」

最後は教わった走り方でみんなで全力ダッシュ。
運動会に向け、少しでも速くなりたいと真剣な表情で走っていました。

★平沢一臣町長
「結構ノリノリだったので、やってるこっちもすごく楽しくできた あんなに喜んでくれるのであれば次もやっていいかなと思いますけど、公務の状況をみながら…」
★油川修一記者
「個人的には速くなったと感じていますがいかがだったでしょうか?」
★平沢一臣町長
「キレキレの走り たいへんすばらしかったと思います」

子どもたちが走ること運動することに興味を持って欲しいと行われた講習会。
深浦町の3つの小学校では今月、運動会が行われます。


(05/13 19:42 青森放送)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)