■【速報】大鰐の大規模火災 火元の製材所の代表と従業員を起訴(青森県)
去年6月大鰐町で16棟を焼いた大規模火災で、火元の製材所の社長と従業員が重過失失火と廃棄物処理法違反の罪で起訴されました。
起訴されたのは大鰐町の新宅製材所と社長の新宅弘敏被告56歳、当時従業員だった大鰐町の介護施設職員 田村保道被告59歳です。
起訴内容によりますと、去年6月19日午前11時10分ごろから11位50分ごろまでの間、田村被告が会社敷地内でドラム缶を焼却炉代わりに廃棄物の木の皮、約11.4キログラムを焼却しました。
当時は北からの風が強く、ドラム缶の上部は開放され、下部には穴が開けられていた上、ドラム缶の付近には木造の建物や木材があったため延焼のおそれがありましたが、確実に消火できる措置を講じずに点火しました。
さらにその場を離れて燃焼状況を最後まで確認せず、ドラム缶から飛散させた火の粉などを燃え移らせ住宅など16棟、あわせて約2420平方メートルを焼損させたとして重過失失火と廃棄物処理法違反の罪に問われています。
(05/09 16:25 青森放送)
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