■中国人の「ナナ」が投資話を持ちかけ「振込みが遅れたせいで損害が出た」と現金要求 50歳代男性が251万円被害(青森県)
青森警察署によりますと、おととし11月上旬頃、青森県内に居住する50歳代の男性はFacebookで中国人の「ナナ」と名乗る女から友だち申請されLINEでやり取りを始めました。
その後男性はナナからLINEメッセージで
・姉がアメリカで投資チームを組んで私も参加して稼いでいる。
・あなたも参加してみないか。
などと言われ、その月の18日、県内の金融機関ATMから指定された個人名義口座に投資資金として5万円を振込入金しました。
2日後ナナから、利益が出たと言われたため、口座を確認したところ、1万5,190円の振込みがあったということです。
男性は更に利益を得るため、20日から22日にかけて、指定された個人名義口座に3回にわたり、投資資金として合計90万円を振込入金しました。
するとナナから、LINEメッセージで
・あなたの振込みが遅れたせいで損害が出た。
・システムを直すために150万円が必要だ。
・システムを直すのに、さらに6万5000円が必要だ。
などと言われたため、男性は23日、指定された個人名義口座に2回にわたり、システム修理代金として、現金合計156万5,000円を振込入金しました。
その後、システム修理代金が高額であったため、弁護士に相談したところ、詐欺であると言われ、被害に気付いたということです。
警察は投資話で「必ず儲かる」などと話し、また「損害が出た」「あなたのせいでシステムが故障した。」などと言う場合は詐欺だとして注意を呼びかけています。
(05/09 15:37 青森放送)
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