■【ホタテ新時代へ】世界に売り込む!加工量が“3倍”になる最新設備も備えた新ホタテ加工場の中はどうなっている? 青森県青森市(青森県)
陸奥湾ホタテを世界に売り込みます。
最新の設備を備えた新しい工場が青森市に完成し輸出拡大が期待されます。
青森市油川に完成したのはホタテ加工会社「山神」の第三工場です。
きょう行われた竣工式には、関係者およそ80人が出席し完成を祝いました。
1,200平方メートルの広さを持つ第三工場では、2年物以上の成貝を扱い冷凍貝柱として加工されます。
注目されるのが新たな機械導入による省力化です。
★青森放送 菅原厚キャスター
「新工場では新しい設備が導入されたことでホタテが自動的にこちらの作業員の元へと運ばれてきまして、人の労力が軽減されます」
これまで人の手によって行われていた作業が一部自動化されるため、1日に加工できる量はこれまでの3倍の30トンに増えます。
原料からサイズ選別に至るまで自動化されるのは県内初です。
今後はEUや北米を中心とした海外への輸出向けに年間500トンが見込まれています。
工場を見学した宮下知事も期待していました。
★宮下知事
「生産現場を支えて、そして販路を全国だけではなくて世界に向けてやっていく挑戦は大変素晴らしいこと 青森のホタテが新時代を迎えられるように、われわれとしても後押ししていきたい」
★山神 穐元美幸専務
「私たちができることは、いまある水揚げのある商品に付加価値をつけて高品質なものをお客さまに提供する」
新しい工場は来月上旬の稼働予定で、山神では今後、新たな雇用も視野に入れているということです。
(05/14 19:54 青森放送)
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