■被災地募金や清掃活動 サステナブルな取り組みのPRも「DEJIMA博」でできる社会貢献とは《長崎》(長崎県)
長崎水辺の森公園には、全国から70店舗以上のグルメやスイーツが集結し、連日にぎわいを見せています。
(来場者)
「いろんな魅力的なものがたくさんあってすごく楽しみ」
(来場者)
「インスタで見て気になっていて、食べることができてうれしい」
▼高校生がサステナブルに挑戦
出島ワーフに隣接する「三角広場」では、食を通じて環境に貢献する活動も。
平戸市の高校生が地元野菜を使った「かき揚げ五島うどん」を、店頭でPRします。
出店しているのは、自動車部品の金型を製造する愛知県の企業「KTX」。
魚のアラを液体肥料の原料として再利用する取り組みを平戸市で進めていて、かき揚げの野菜はこの肥料を使って栽培されました。
(KTX 松田淳志さん)
「元々捨てられるゴミだったものから、本当に野菜にとっていい肥料ができて、それからこんなにおいしい野菜ができているんだということをもっといろんな人に知ってもらいたい」
(猶興館高校2年生)
「これから野菜のブランド化になった時に、どんな言葉だったら平戸の魅力やよさが伝わるか、考えるいい機会になった」
▼被災地募金や清掃活動などのブースも
会場では、募金活動が行われています。
去年から続けている能登半島の地震や水害の被災地支援。
また、愛媛県今治市で起きた山火事の被災地を支援する取り組みです。
また、JTによる市民参加型の清掃イベント「ひろえば街が好きになる運動」も開催。
親子連れのほか、馬場副知事もごみ拾いに参加しました。
(馬場副知事)
「(ゴミがなくて)きれいすぎる。拾う気満々だったが、うれしいこと」
▼「かもめ広場」や「出島メッセ」でも…
アミュプラザ長崎かもめ広場では、“九州初” となる車いすバスケットボールの3人制公式戦『Push Up』を開催。
大会を立ち上げた東京パラリンピック銀メダリストの鳥海 連志選手も出場し、会場を盛り上げました。
(鳥海 連志選手)
「車いすバスケットボールを知ってもらう。いい環境でバスケットができていると感じる」
出島メッセ長崎でもイベントは目白押し。
絵本の読み語りコンサートでは、NIBの藤田アナウンサーが4冊を朗読しました。
(来場者)
「小さい月齢でもとても楽しめるものだった」
人気芸人によるお笑いライブなど 盛りだくさんのDEJIMA博は、3つの会場で6日まで行われます。
会場周辺は車の混雑が予想されるため、公共交通機関での移動がスムーズです。
(05/05 19:47 長崎国際テレビ)
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