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【長崎ヴェルカ】今季最終節を白星で飾る「大阪エヴェッサ」に2連勝 10日にはファン感謝祭も《長崎》(長崎県)



プロバスケットボールりそなグループBリーグB1「長崎ヴェルカ」は、3日と4日、「大阪エヴェッサ」との今シーズン最終節に臨みました。

リーグ戦、5連敗中のヴェルカ。

3日のGAME1の序盤は大阪ペースで試合が進み、第2クオーター途中には昨シーズンまでヴェルカに在籍していた大阪のボンズにスリーポイントを決められ、10点ビハインドとされます。

しかし、馬場の連続得点などで徐々に詰め寄ると、相手からボールを奪ったブラントリーが、豪快なダンクを叩きこむなど、3点差に縮めて折り返します。

これで勢いに乗ったヴェルカは第3クオーター、ブラントリーのスリーポイントや山口の速攻からの得点など10点を連取し、5点リードで最終第4クオーターへ。


ここでも9連続得点を奪うなど、主導権を渡さなかったヴェルカ。

89―72でリーグ戦、6試合ぶりの勝利を挙げました。

迎えた4日のGAME2。

前半を1点ビハインドで折り返すと、第3クオーターにはブラントリーが大暴れ。

スリーポイントを沈めたほか、ドリブルで前線に運んだ馬場からのパスを受けるとアリウープを披露するなど、12連続得点の猛攻でリードを広げ、85ー76で今シーズンの最終節を連勝で飾りました。

(ブラントリー選手)
「自分が思っている以上のことができたシーズンだった。周りに助けてもらいながら、60試合戦い抜くことができた」

(マオールHC)
「今シーズンはケガ人が続出してしまって苦労したシーズンだった。きょうの試合も馬場選手やスミス選手がケガをしてしまったが、それでも勝利できたことはうれしい」

B1で2年目の今シーズン。

26勝34敗、西地区6位という成績でした。

中盤には、5連敗やクラブ史上最多の7連敗を記録するなど、苦しんだ今シーズンは、マオールヘッドコーチも言っていたように、主力選手のケガが影響しました。


日本人エース馬場 雄大選手が出場できなかった12試合の成績は、2勝10敗と大きく負け越し。

ガードのスミス選手も17試合を欠場して、その間チームは6勝11敗と負けが先行しました。

今シーズンはチャンピオンシップに出場できませんでしたが、来シーズンのヴェルカの飛躍に期待しましょう。

今月10日には、ハピネスアリーナでファン感謝祭が行われる予定です。

(05/05 19:57 長崎国際テレビ)

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