■東ソー3月期連結決算の売上高1兆634億円、営業利益989億円で3期ぶりの増収増益(山口県)
周南市に主力工場を置く大手総合化学メーカー・東ソーのことし3月期の連結決算は、3期ぶりの増収増益となりました。
東ソーのことし3月期の連結決算の売上高は前の年に比べ577億円増の1兆634億円、営業利益は191億円増の989億円で3期ぶりの増収増益となりました。
主な要因は円安やナフサなど原燃料価格の上昇に伴って販売価格が上昇したことや昨年度故障した三重県四日市にあるプラントのトラブルが回復したことなどを挙げています。
(東ソー 南陽経理課 土家崇課長)
「半導体関連を中心に在庫調整が長期化していることもあった」
「中国経済も停滞気味で外部環境は厳しかったが」
「そういう状況下においては健闘したと考えている」
また、トランプ関税に対しては「直接アメリカとの取引はあるが、数量や金額を勘案すると影響は軽微である」としています。
来期の業績については、原料価格の下落に伴う製品の値下がりや、為替の影響などにより減収増益を見込んでいます。
(05/13 19:46 山口放送)
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