■学校は閉校しても…伝統行事「茶摘み」を引き継ぎ8.6キロの茶葉を収穫〜山口・岩国〜(山口県)
岩国高校広瀬分校で長年続けられてきた「茶摘み」。
3月に学校は閉校となりましたが、その伝統行事を岩国高校坂上分校の生徒が引き継ぎました。
8日、旧岩国高校広瀬分校に坂上分校の生徒や地元の児童・園児が集まり、校門付近に植えられた茶垣から新芽を摘み取りました。
茶垣は広瀬分校の前身となる広瀬農林学校の初代校長の案で植えられたとされていて、毎年5月上旬に茶摘みをするのが学校の伝統行事となっていました。
広瀬分校は生徒数の減少によりことし3月に閉校となりましたが、坂上分校の生徒総会で茶摘みを引き継ぐ案が出され、伝統を継承することになりました。
(坂上分校 3年生)
「私たちが生徒総会で広瀬分校の茶摘みを引き継げないかと提案をしたので本当に実現できてすごくよかった。」
「子どもたちとコミュニケーションをとりながらできているので楽しい。ここでしかできないことだと思うのでこれからも引き継いでほしい。」
この日はおよそ8.6キロの茶葉を収穫。
今後、製茶して、参加者で分け合うということです。
坂上分校では来年以降も茶摘みを続けていきたいとしています。
(05/08 20:31 山口放送)
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