■県教員採用試験が受験者数の減少など背景に2か月前倒しで実施 志願者数は1987年以降で最少に(山口県)
来年春に採用される公立学校の教員採用試験が受験者数の減少などを背景にこれまでより2か月前倒しで行われました。
教員採用試験は10日から2日間、山口市内3つの高校と福岡・兵庫・東京のあわせて6つの会場で一次試験が行われました。
一次試験は去年まで7月に行われていましたが、受験者数の減少や民間企業の採用活動が早まっていることなどを背景に2か月前倒しされました。
全国の自治体で最も早い日程での実施です。
県教育委員会によると来年春の採用見込み者数は411人です。
一方、志願者数は953人で記録が残る1987年以降で最も少なくなっていて志願倍率は2.3倍です。
(小学校…1.7倍、中学校…2.0倍、高校…3.5倍など)
また今回から、大学3年生が一次試験を受験できる制度が導入されていて、186人が志願しました。
合格者は来年=大学4年次の一次試験が免除されることになっています。
一次試験の結果は6月19日に発表され、二次試験は、7月5日から始まります。
(05/11 17:13 山口放送)
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