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海のレジャーシーズンを前に消防と防災ヘリが水難救助訓練(山口県)



海のレジャーシーズンを控え、きょう(14日)、岩国市で消防と県の防災ヘリコプターによる水難救助訓練が行われました。

「水上スクーターと遊泳者の接触事故。潜水隊にあっては水没した要救助者の検索にあたる」

訓練は岩国地区消防組合の潜水隊と防災ヘリコプターを運用する県の消防防災航空隊の連携を強化しようと2年に1度行われています。

水難救助の現場で活躍するのがドローンです。

訓練では消防のドローン隊が空から要救助者の位置を特定。

ドローン隊からの情報をもとに潜水隊が水中に沈んだ要救助者を見つけボートに引き上げます。

その後、県の防災ヘリコプター「きらら」が現場に到着。

海上に浮かぶ要救助者を収容し医療機関へ搬送しました。

岩国消防管内ではおととしからのおよそ2年間で水難事故が14件発生し8人が亡くなっています。

ことしは川での水難事故で2人が亡くなっています。

(水難救助潜水隊細見 元規副隊長)
「水の事故は陸上と違って命に直結する事故がほとんど。初めていくような海や川では慎重な行動を心がけてもらいたい」

岩国地区消防組合では海や川でおぼれている人を見つけた場合は浮力のあるものを投げるなどして直接助けに行かないよう呼びかけています。

(05/14 19:45 山口放送)

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