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【山口天気 夕刊5/12】今週前半は寒暖差大…昼は紫外線&暑さ対策万全に 今週後半は「梅雨のはしり」へ(山口県)



●あす13日(火)は寒暖差大 朝はヒンヤリ・昼は汗ばむ陽気
●いずれ梅雨前線となる東西に長い雲の帯が 今週後半は西〜東日本付近に北上へ
●今週後半〜今週末〜来週初めは「梅雨のはしり」
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週明けのきょう12日(月)の県内は、昼間はすがすがしい陽気の所が多くなりましたが、日が暮れてくるとともに、空気が少しヒンヤリし始めています。
空模様は、あす13日(火)にかけて、高気圧に緩やかに覆われることで安定した晴天が続きます。ただし晴れると、昼間は日ざしとともに順調に空気が温まる一方で、夜中は、地面の熱がどんどん上空に逃げる放射冷却の影響が強まります。



あす13日(火)は一段と朝と昼での寒暖差が激しく、朝は気温が10度前後…少し厚手の服装なども必要な冷え込みとなる一方で、日中は、朝から15度くらいから20度近くも上がる所も…多くの所で最高気温25度以上の夏日となり、山口は27度、広瀬は28度など、一気に半袖日和にもなります。
この寒暖差にしっかり対応できる、調節しやすい服装選びを心掛けて頂ければ、と思います。また、昼間はこまめな水分補給など、熱中症対策も入念に行っていきましょう。



さて、気象衛星の画像を見ていくと、日本の南に東西に長く雲の帯が伸びています。これは、いずれ梅雨前線となる、梅雨の長雨をもたらす前線の雲で、南西諸島では、そろそろ梅雨入りカウントダウン、という段階に入ってきています。




そして今週は、この前線が週後半は西、東日本の太平洋側付近まで北上してくる見込みです。県内では梅雨入りと呼ぶにはまだ早すぎる時期ではあるものの、「梅雨のはしり」の少しぐずつく天気が、しばらく続くことになります。

この天気の見通しも踏まえて、今週は火〜水曜にかけての晴れ間の有効活用も、シッカリ心がけていきましょう。



あす13日(火)にかけて安定した晴天。特に、午前中はスカッと晴れ渡る所も多いでしょう。朝は少々冷え込み、山間部では気温1桁に。一方で日中の気温は25度を超える夏日の所もあり、山口市内は27度、広瀬は28度まで上がる予想です。こまめな水分補給など、暑さ対策をしっかり心がけましょう。



よく晴れる分、紫外線もかなり強くなります。日傘などを活用して、お肌を日焼けから守っていきましょう。



水曜日も引き続き晴天。朝はヒンヤリ、昼間は汗ばむ陽気、と寒暖差が大きい状態も続きそうです。しかし今週木曜日から来週初め頃まで、しばらく曇りや雨とスッキリしない天気が長引く、「梅雨の走り」となり、一時雨が強く降るタイミングもあるでしょう。ただし、天気がぐずついても気温は高めで、梅雨の時期のような、ジメジメした空気の日が多くなりそうです。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

(05/12 19:08 山口放送)

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